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SS山岳部隊

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    2010.03.06 | Schwarz! 秘宝館

    Palm tree pattern athletic shorts


    昨日、「黒短パン製造状況」ということでハント大尉から何枚かの写真が送られてきた。
    そこには表題通りに黒短パンが量産されている様子が様々な角度から撮影されていたのだが、最後の画像ファイルをダブルクリックしたら出てきたのが上の写真。

    先日パームツリーの生地を買っていたので、何に使うのかと思いきや、こんなオボロゲなものを作っていたとは思いもよらなかった。

    ランゲホーゼとかカイルホーゼ型の迷彩ズボンの裾をぶったぎって、半ズボンにモディファイしたものは当時も存在していたが、これはそういう生半可なものではない。どこからどう見ても、形はスポーツ用短パンのそれである。一体どういうシチュエーションでこれが必要とされたのか、全く想像がつかない、そんなアイテムである。

    そこで昨晩、Schwarz!秘宝館アイテム認定委員会を緊急召集。
    全会一致で秘宝館に陳列される栄誉を与えることとなった。

    パーム迷彩短パン春面

    元々トロピカルなイメージの迷彩パターンのためか、「こんな海パンもアリかな?」とうっかり思ってしまう雰囲気ではある。

    パーム迷彩短パン秋面

    元々チンコ穴すらない簡易なつくりのため、シーンに応じて反転着用することも可能。
    ただ、そのシーンがどういうものなのか、全く想像もつかないのが難点。

    この調子でライバー迷彩短パンとかも作って頂きたい。
    作ってくれたら絶対履く。俺は。

    2010.01.22 | Schwarz! 秘宝館

    “SS-Totenkopfverbaende” Fake Leica


    十余年に及ぶ当隊活動において、特に必要となる衣服装備品を揃える過程において、ご他聞に漏れず当隊隊員の多くも「パチモン」を掴まされたり、掴んだり、作ったりしてきた。

    まあ、マニオンでページ買いといった強引な手法を執る隊員もいるので、意図せず壮絶なパチモンを掴んでしまうこともままあるのだが、大抵は新たに発見した海外の店から試しにブツを取り寄せてみたら、とか、監督不行届きで製作を依頼した徽章類に勝手な意匠を加えられてしまったり、といった感じで蓄積されていく他、余りにもその内容が素晴らし(ヒド)過ぎる場合、敢えてこちらから掴みに行ってしまったりもする。

    このようにして蓄積されていった「パチモン」の中でも、特に壮絶な内容のものは、「Schwarz! 秘宝館」に陳列される栄誉を与えられることは先に紹介した通りである。
    現在、当隊において最大のパチモンコレクションを有するバット中佐が、その膨大なコレクションを鋭意撮影中なので今後適宜紹介していきたいと思うが、撮影完了する迄は、そんな秘宝館アイテムの一例として他の隊員が所有するものを紹介してみたいと思う。

    記念すべき第1回目は、上の写真に見えるフェイクLeicaである。
    軍艦部上にデカデカと彫られた国家鷲章と「Waffen-SS」の文字が目に突き刺さるようだ。
    世にフェイクライカは数あれど、これ程の禍々しさを持った逸品はそうはないだろう。
    で、どれ位のフェイク度なのかというと、

    まず、軍やSSで使用されたLeicaの中に、このような刻印が施された例はない。
    というか、通常この部分には「Leica」のロゴと「Ernst Leitz Wetzlar D.R.P.」のメーカー刻印が出荷段階で入っているので、このような刻印を入れる余地はないのだ。軍用ライカに良く見られる刻印は、その余白部分にちょこっと入れられたり、ボディ背面にひっそりと入れられているのが普通だ。

    次に独軍用ライカとして、Leica IIは一般的ではない。
    全く使用例が無い訳ではないが、当時の記録写真や、現在迄に確認されている実物を見る限り、Leica IIIシリーズが一般的である。

    そしてこのカメラは、そもそもライカではない。ソ連製のライカコピー機の「Zorki(ゾルキー)」である。その軍艦部に独軍関係の刻印を入れることで、高値で取り引きされている独軍用ライカのフェイクにしている訳である。

    このように、二重三重にフェイクな逸品なのだが、入れられている刻印類もツッコミ所満載である。以下に詳細を紹介しよう。

    軍艦部の刻印。

    そもそもここにデカデカと軍用刻印が入る余地がないことは上述の通り。
    その点には目を瞑るとしても、武装SSなのに陸軍型の国家鷲章が入っているのは頂けない。
    SSのアドラーは頭が右向きだし、翼の形も違う。

    更に製造番号が「Nr. 357233」と入っているが、本物のライカなら「No. 357233」となっていなければならない。ドイツのだからドイツ語だろうと思って「Nr.」にしたんだろうけど、これは余計な気遣い。

    ちなみに製造番号「357233」は実際の製品には割り当てられていない番号帯である。
    多分、特殊なライカということで狙ってやったのだと思うが、「Nr.」と彫ってしまう等、詰めが甘い。

    背面の刻印。

    な、なんと「SS-Totenkopfverbaende(SS髑髏部隊)」と彫られている! これは目に滲みる!!

    「L.A.H.」とか「Gross Deutschland」といった有名部隊名が刻印されたものはタマに見かけるが、髑髏部隊はフェイクでもかなりレア。というか、フェイクじゃなければお目にかかれない逸品と言えよう。
    実物が存在しないファンタジー系アイテムの典型である。

    ロシア人的には、商売になれば、なんでもいいらしい。

    “SS-Totenkopfverbaende” 刻印拡大。

    気合い入れて彫り始めてはみたものの、スペースが足りなくなってしまい、最後の「e」が小さくなってしまったのはご愛嬌。

    実物Leica IIとの比較。

    右が本物のLeica II。

    手元に程度の良いLeica IIがないのが残念だが、並べてみると工作精度の差は歴然。
    Leica IIの軍艦部は板金加工なのに対し、Zorkiは甘いプレス加工なので、シルエットが全体的にシャープさに欠け、丸みが目立つハートウォーミングな雰囲気を醸し出してしまっている。

    軍艦部とボディとの連結にビス3本を使っているのが識別点である。
    また、実物の滑り止めはグッタペルカと呼ばれる人造皮革というかゴムなのだが、フェイクの方は凹凸のモールド込みで成形されたダイキャストボディに直接塗装を施すという大胆さである。

    軍艦部の比較。

    実物は刻印まわりのメッキが剥げてしまっているのでアレだが、オリジナルの状態ではロゴやメーカー刻印は銀象嵌になっている。つまりブラッククローム地に銀象嵌で刻印類が浮かび上がるような意匠になっている。

    通常のクローム仕上げの場合は銀象嵌ではなく、刻印となるが、いずれにせよこの部分にはこのようにロゴやメーカー刻印が入るので、国家鷲章だとかWaffen-SSだとかデカデカと入れる余地は無いのである。

    このフェイクライカ、もし実物だったとしたら100万円は下らないと思われるが、まあどんな刻印が入っていても大量生産品のロシア製コピーライカとしての価値しかないので、価格はせいぜい1万円程度。実用可能コンディションでレンズ等の付属品がついても2万円以下とお求め易いカメラである。

    割と真面目にLeica IIをコピーしており、レンズもLマウント(L39スクリューマウント)レンズを使えるので、実物ライカはちょっと……という方にオススメである。勿論レンズも激安ロシアンコピーが大量に出回っている。標準レンズで5000円するかしないかといった程度だが、普通に使えるし、形状自体はLeicaの戦前〜戦中モデルに準じているので、パッと見の違和感はない。

    この手のフェイク軍用ライカシリーズとしては、Fグレー塗装、蛇革グッタペルカで軍艦部に国家鷲章と「Heer」刻印の入った奴(隊内呼称「陸軍将校用ニセライカ」)を持っている隊員がいるので、これもいずれ紹介したい。