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SS山岳部隊

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    2010.02.28 | Bags & Backpacks, Personal Items

    M39 Tornister and the contents

    寒かった冬も終盤を迎え、もうじき春の行楽シーズンである。
    ウール服中心のドイツ軍装を楽しむには、勿論暑いよりは寒い方が良いのではあるが、物には限度というものがある。個人的には気温15〜20度程度が外で遊ぶには丁度良いのではないかと思う。

    さて、行楽と言えばピクニック。ピクニックと言えば行軍である。
    当隊では滅多に使う事のない馬毛背嚢の出番である(一応全員持ってる)。
    そこで当時の陸軍歩兵操典に記されている、馬毛背嚢の内容物とパッキング方法をおさらいしておこう。参照したのは1936年版。MG08の扱い方なんかがまだ載っており、内容としては少々古いかも知れない。

    上の写真がM39背嚢とその中身である。

    上段左から、M39背嚢、マンテル、装備ストラップ3本。
    中段左から、編上靴、靴手入れ用品一式、シャツ、タオル、洗面用具。
    下段左から、ハードタック(ビスケット)、缶詰肉、飯盒、靴下、迷彩ツェルト、テント用ロープ。
    これに置き忘れたが、銃のクリーニングキットとひげ剃りが加わる。

    マニュアルには、これらのアイテムのパッキング方法も記されており、以下、それに従って実際にパッキングしてみた。

    尚、SSのM34背嚢の場合は、飯盒を背嚢のフラップ上に取り付ける等、若干の相違があるが、大筋は同様である。

    まずは背嚢を開き、主室の底に靴下を敷く。背中への圧力を軽減させるクッションの役割を果たすので、可能な限り全面を覆うように敷くべし。

    次に飯盒を収めるのだが、その前にハードタック(固いパン。ビスケットやクラッカーの類。「SS Iron Ration」参照。)を飯盒の中に仕舞う。

    飯盒を飯盒カバーの中に収める。

    尚、M39背嚢には、この飯盒カバーがついているものと、ついていないものとがある。
    ついていない場合は、単独のカバーを飯盒にかぶせた上で、背嚢主室の底面中央に、蓋が背嚢主室の上端にくるよう(写真の位置)にして収める。

    靴の中に、ブラシや靴墨、布といった手入れ道具を分散して入れる。あとで靴を潰す必要があるので、なるべく均等に振り分けて仕舞うべし。

    […]

    2010.01.19 | Personal Items

    Esbit Cooker

    携行食に含まれる缶詰は温めた方がより美味しく頂けるし、コーヒーはお湯を沸かさないことにははじまらない。こうした用途向けに支給されていたのが、Esbitである。
    単に物を暖めるだけでなく、その熱を利用して、煮たり焼いたり炒めたりといった調理も可能で、当時のパッケージや説明書を見ると、野外だけでなく、ごく普通の家庭内での使用も想定されていたようである。

    当隊ではこれまで、野戦系イベントでも2バーナーストーブ等の本格アウトドア用調理器具を引っぱり出して、当時のレシピに従ったメニューを拵えて隊員に提供してきたので、実はEsbitを使ったことは余りない。せいぜい個人的にコーヒー飲むのに使う程度で、中には購入以来雑嚢に入れっぱなしという隊員も多い。

    そういう訳で、全員持ってるけど殆ど使ってない装備品の筆頭がこのEsbitなのである。

    一口にEsbitと言っても実は色々な種類がある。
    独軍兵士に支給されたのは、その中でも「モデル9」と呼ばれるタイプのもので、現在アウトドア用品店等で容易に入手できるのもこのモデルである。

    モデル9は戦前〜現代迄販売され続けている息の長い商品だけあって、製造時期によって形状や刻印等に幾つかのバリエーションが存在している。以下にその一部を紹介しよう。

    Mod.9 初期型。

    基本的な構造や寸法は現在流通しているものと同じだが、初期のものはこのように蓋の合わせ目がストレートになっているのが特徴である。表面の刻印類も後のバリエーションとは大分異なる。

    初期型の底面。

    通風孔がなく、製造者刻印がデカデカと入っているのが特徴。

    初期型の側面。

    側面に見えるポッチは、それぞれの角度で蓋をロックさせるために設けられているものである。この辺の構造は現在の製品も一緒。

    当時のパッケージ。

    パッケージも幾つかのデザインがあるが、これは国防軍兵士のイラストのもの。

    Mod.9後期型。

    蓋の合わせ目に凹凸が設けられた、現在でも販売されているタイプ。
    これは戦後間もない頃の西独軍で用いられていたもので、「Bundeseigentum(連邦所有)」の刻印が入っている。「Esbit」のロゴは初期型と同じタイプの旧型ロゴで、蓋の左右に入っており、大戦中に支給されていたモデルと同じである。

    後期型底面。

    固形燃料を載せる窪みと、通風孔が設けられ、機能性が向上している。
    メーカーロゴは蓋同様に旧型で、製造国表示も「Made in Germany」のままである。

    後期型側面。

    基本的に初期型と同じだが、ポッチの成形方法が変わったのか、やや大きくなっているのが特徴。

    Mod.9後期型新ロゴタイプ。

    同じ西独軍用のものだが、「Esbit」のロゴが現在と同じものになっている。
    連邦所有を表す刻印も「BUND」と省略されている。

    新ロゴタイプ底面。

    製造国表示が「Made in W.- Germany」になっている。

    側面形状の比較。

    上から初期型、後期型旧ロゴ、後期型新ロゴ。
    基本的に同じだが、ポッチの大きさと形状が初期型と後期型では異なっている。

    […]

    2010.01.16 | Personal Items

    SS Iron Ration

    明日、久しぶりのゲームなので、昼食用に独軍の携行食(Eiserne Portion:アイゼルネ ポルティオン)を製作してみた。ゲームの合間ということで、量的にそれ程ヘビーにならない半携行食(Halbeiserne Portion:ハルプアイゼルネ ポルティオン)バージョンである。

    携行食には色々なものがあるが、基本的には125〜150g程度の主食と、300g程度の副食から構成されており、これにコーヒーやタバコといった嗜好品や、糖分/エネルギー補給のための砂糖やキャンディ、チョコレート等が加わる。

    主食はパンやビスケット等の小麦製品で、携行食の場合はビスケット等のハードブレッドが多用された。
    一口にハードブレッドと言っても様々な種類が支給されており、

    Knaeckebrot

    (クネッケブロート)


    直訳すると「クリスピーなパン」。薄くサクサクとした食感で、ラスク等の「フラットブレッド」として流通しているものに近い。

    Hartkeks

    (ハートケクス)


    甘くないビスケット/クラッカー。

    Hartzweiback

    (ハートツヴィーバック)


    カンパンに近い。

    等が有名である。
    勿論、普通のパンが支給される場合もあった。

    主食は肉料理や煮込み料理が主で、缶詰や薫製等、すぐに食べられる状態で支給された。
    代表的なものは、

    Haehnchenfleisch

    (ヘーンヒェンフライシュ)


    直訳すると「鶏肉」。鶏肉の加工品。

    Truthahnbraten

    (トルートハーンブラーテン)


    七面鳥のローストチキン

    Schmalzfleisch

    (シュマルツフライシュ)


    直訳すると「脂肉」。スパムのような豚肉加工品。

    Rinderbraten

    (リンダーブラーテン)


    ローストビーフ。

    Eintopf

    (アイントプフ)


    シチュー。

    特に缶詰肉=Fleischkonserve(フライシュコンゼルフェ)が良く支給されたが、メーカーによっては各種肉料理が全て「Fleischkonserve(缶詰肉)」とのみ表記された缶に詰められており、外観からは中身が何なのか識別できないようになっていた場合もあったそうだ。

    これらの主食と副食をセットにして支給される訳だが、その梱包形態も、紙の箱や紙袋に詰めたり、単に包装紙で包んだり、円筒形の缶に詰めたりと様々だったようだ。特に缶入りのものは、正に「Iron Ration」である。

    今回の主食はHartkeks。

    比較的厚手のビスケット乃至はクラッカーのような食べ物だが、今回は近所のスーパーのシリアルコーナーで売っていた、薄手のクラッカーを使用。但し、重量は規定通り150g。
    1パック175g入りだったので、一食でほぼ一箱食べる計算になる。

    […]