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SS山岳部隊

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    2010.01.12 | Camouflage, Head Gear

    Leibermuster Camo Field Cap

    ライバー迷彩服、ライバー迷彩パーカーと同じく中国製のレプリカ。

    ライバー迷彩の規格帽はボルサレロ本にも出ていないアイテムである。
    SSのライバー迷彩アイテムとしては、当初、M44スタイルのHBT短ジャケット(通称「M45」)とそのズボンが知られているのみであったが、その後、防寒リバーシブルパーカーが発見され(怪しいという説もチラホラ)、更に近年では「実物」とされる迷彩規格帽が市場に出回るに至っている。

    この「実物」とされる規格帽は、西独軍のライバー迷彩生地(所謂SSのものとされるものと殆ど同じ)か、最近になって製作されたレプリカ生地を使って作られているのでは? という疑いは拭いきれないが、一応それらしいライバー迷彩生地を使って、SSスタイルの規格帽になっている。

    一方中国製レプリカは、周囲に飾り帯がつく統一規格帽風というか陸軍風なスタイルになっている点が残念。通風のためのハトメが打たれてしまっている点も惜しい。余計な手間かけることないのに。
    SS迷彩規格帽でも、フィールドメイドとされるものの中にはこういうスタイルのものもあるが、そういうコンセプトなのだろうか? 単に型紙がこれ一種類しかないからこのスタイルになったのだろうか?

    生地は戦闘服やパーカーと同じHBT生地で、戦闘服同様に「ヴィンテージ加工」されているのだが、私の手元に届いたものは、加工済み原反の中でも加工が甘い箇所から作られたようで、戦闘服程白っぽやけた感じにはなっておらず、個人的には良かったと思う。

    2010.01.11 | Camouflage, Jacket & Trousers

    Leibermuster camo winter padded parka

    ボルサレロ氏の『CAMOUFLAGE UNIFORMS OF THE WAFFEN SS』のP263に掲載され、世界中(特に当隊)に激震を走らせたパーカーのレプリカが遂に登場した。

    もっとも、SSライバー迷彩自体が実際に部隊に支給されたかどうか、そもそも実在したかどうかも疑わしいと言われている上に、ボルサレロ本のパーカーにも贋作の疑いがつきまとっている訳で、言うなれば

    「実物が存在しないレプリカ」

    という、論理破綻アイテムである。
    所謂「ファンタジー物」に限りなく近い一品が、この中国製ライバーパーカーと言えよう。

    ご覧の通り迷彩パターンを除けば、パーカーの出来自体は悪くない。
    実物と並べてみても、全体のスタイルやカットに特に大きな問題もなく、生地の質感も良い。
    米国のスティーブ製レプリカと比べてみても遜色ない感じで、これで$115-とは驚きである。
    勿論、リバーシブルになっているので、白面を表にして着用することも可能だ。
    ただ重量はスティーブ製と比べると若干重く、実物に近い重さなので、この辺は好みが分かれる所かも知れない。

    ライバー迷彩生地は、以前紹介したHBT戦闘服と同じものが使われている。
    従って、パーカーなのにHBTである。
    ボルサレロ本に出ていたものもHBTではなく、スムースな表面の生地が使われていたし、一般的なSS迷彩パーカーもHBTは使っていないので、これはちょっと残念な点だが、戦闘服のようにビンテージ加工されていないのは嬉しい。ビンテージ加工されたズボンと比べてみると、その差は歴然。
    戦闘服の方もビンテージ加工せずに出荷して頂きたいものである。

    尚、これとセットになるズボンも$75-で絶賛販売中の模様。
    上下揃えても運賃込みで2万円程度と以前ではパーカーすら買えない価格設定である。
    特にライバー迷彩のパーカー用のズボンはボルサレロ本にも出ておらず、実物が見つかったという話しも聞いたことがないので、中国製レプリカ(?)以外に入手の道はないと思われる。

    白面着用時。

    ポケットやベルト類は全て反対側に出すことができるようになっており、問題なく反転させて着用することができる。
    昔の廉価版レプリカではこの辺は省略されてしまう場合があったのでちょっと心配していたのだが、説明通り反転着用できるようになっていた。
    しかも腕にはマーカー取り付け用のボタンが用意されており、黒マーカー2本も付属するという豪華仕様。これで$115-なら、お買い得と言えよう。

    このメーカーの一般的なSS迷彩物は買ったことはないのだが、パターンや色目に問題がなければ、オークリーフやプレーンツリーのパーカーも欲しい所である。

    マーカー。

    ご覧のように、上腕部に用意された2つの皿ボタンを使って、マーカーを取り付けることができるようになっている。実物でここにボタンがついている物というのは見たことがないのだが、中にはついているものもあるのだろうか?

    マーカーにもちゃんとボタンホールが両端に設けられている。
    というか、当時使われていたマーカーってただの紐とかループなんじゃなかろうか。

    兎に角これさえあれば、スキー場で白面を出して着用しても安心だ!

    2010.01.11 | Camouflage, Jacket & Trousers

    M45 Leibermuster camo HBT uniform (Swiss mod.)

    「第9回ケ号作戦レポート」で紹介した、スイス軍改造のSSライバー迷彩服。
    ケ号の時は時間の関係で上着を作るのに手一杯で、ズボンは間に合わなかったが、その後スイス軍ライバー迷彩ズボンを改造することで上下を揃えてみた。

    中国製のレプリカが出回るようになった今、微妙な存在になってしまった感はあるが、改造の手間暇を無視するならば、上下3000円前後で揃えられるし、兎に角国内で数を揃えられるのは有り難い。

    生地の質感は置いておくとしても、色合いがご覧のようにかなり彩度高めなのがSSライバーとの大きな相違点で、最も気になるポイントではある。しかしパターン自体は中国製レプリカよりも実物とされるSSライバーに近いので、うまい具合に脱色する方法を編み出せれば、割と良い雰囲気になるかもしれない。

    スイス改ライバー上衣。

    ボルサレロ本に出ていた実物とされる上着の写真を舐めるようにチェックして、極力近いスタイルになるように手を入れた。詳細は「ライバージャケット製作記」に記したが、襟、前合わせ、ポケット、袖口、着丈等、見た目のイメージに反してベースとなったスイス軍迷彩服にかなり手を入れている。

    カスタムメイドライバー上衣。

    上と同様、スイス軍のライバー迷彩ジャケットをベースに製作したもの。
    グリーンカラー、フレンチカフ、コウモリフラップのプリーツドポケット、腰はスラッシュポケットとM37ジャケットのイメージ。
    もし、ライバー迷彩が実際に支給されていたら、将校や下士官の中にはその生地を使ってこうした服を拵えさせる奴も出てきたんじゃないかというコンセプトである。

    尚、当隊において、突き抜けたパチモンに対しては、「Schwarz!秘宝館」に陳列する栄誉が与えられるのだが、この服が速攻で秘宝館入りしたことは言う迄もない。

    スイス改ライバーズボン。

    ズボンもボルサレロ本に出ていたものを参照しつつ加工。
    こちらもパッと見は元になったスイス軍迷彩ズボンと代り映えしないのだが、前あわせをジッパーからボタン式に変えている他、ベルトループ、サスペンダー用のベロ、ウォッチポケット、サイズ調整ベルト、背面ポケットを新設する等、意外と手を入れている。

    しかし、上述の通り、やった所で観た目が劇的に変わる訳でもないし、ウォッチポケット以外は上着を着れば見えなくなる場所なので、細かい点にこだわらなければ、カーゴポケットを外すだけで十分だと思う。

    スイス改ズボン前あわせ。

    前あわせはジッパーだったのをボタン式に変更。ボタン配置も実物とされるものと同様に。
    そしてウォッチポケットとベルトループを増設。

    […]

    2010.01.10 | Camouflage, Jacket & Trousers

    M45 Leibermuster camo HBT uniform (Chinese repro.)

    当隊はライバー迷彩が大好きである。
    詳細は「ライバージャケット制作記」に記したが、2006年にスイス軍ライバー迷彩服を改造という形で、所謂「M45」スタイルのSSライバー迷彩服を製作したことがある。

    以来、タマにサバイバルゲームに参加する際等に着用してきたのだが、昨年、なんと中国からライバー迷彩服のレプリカが発売されたのだ!
    もう3年はやければあんな苦労をせずに済んだのにと思わずにはいられないが、ライバー好きな当隊としては勿論eBayにて速攻で「Buy it now!」したのは言うまでもない。そして届いたものが左の写真である。

    中国製だけあって超ニッチな製品であるにもかかわらず、上着$80、ズボン$70、上下で$150というリーズナブルさである点が嬉しい。従来の独軍迷彩物では中々考えられない価格設定だ。
    パターンもスイス軍のと比べればかなり「それっぽい」仕上がりというか、良くこんな実在するんだかしないんだか分からない、朧げなパターンの生地を作ったもんだと感心するばかりである。

    中国製レプリカライバー上衣。

    服に対してマネキンが小さいので、なんか普通のジャケットのようになってしまったが、2ポケットの短ジャケットである。ただ、陸軍のM44上衣の型を流用しているらしく、ボタン配置や袖口の形状等、実物とされるライバー短ジャケットとは異なる部分があるのが残念。

    また、現在eBay上で販売されているものは、全て「Vintage」加工(ストーンウォッシュかけられている)されてしまっている点も惜しい。やはり使っている内に自然に掠れてくる方が良いと思うのだが……。

    スイス軍改との比較。

    色合いは断然中国製の方が「それっぽい」。
    実物とされるものと比べるとベースのベージュが緑がかっていたり、赤が肌色っぽくなっていたり、赤と緑の雲型パターンの縁をぼかすための細かな縦線が省略されていたりといった違いはある(1/6フィギュア用のパターンをそのまま拡大したような感じ)が、この際そんなことはどうでも良い。とにかく製品化されたこと自体が素晴らしいと思う。

    中国製レプリカライバーズボン。

    上着同様、ボタン配置が違っていたり、ベルトループが少なかったりと細かな点で実物とされるものとの相違はあるが、上着程は違和感はなく、一応はM44というかルントブントホーゼっぽいスタイルになっている。

    上述の通り、ビンテージ加工とやらを施されており、全体に白っぽやけた感じになってしまっているのが残念だ。また、実物とされるものがレーヨン混紡のテロテロの粗悪生地であるのに対し、こちらは恐らくコットン100%で比較的厚手のしっかりとした生地を使っている。染料も実物がスレン系であるのに対してこちらは現在一般的に用いられている染料であると思われる。こうした素材の違いがある上にストーンウォッシュをかけてしまったので、実物とされるものとはまた違ったヨレ具合になってしまっているのだろう。
    もっとも私が実物とされるものを実見したのは何年も前なので、記憶もかなり朧になってきているが、ヨレててもこのような白っぽやけた感じにはなっていなかったと思う。

    装甲部隊化が完了していまうと、この手の服を着る機会は激減してしまうことになるが、サバイバルゲームに参加する時等に活用していきたいと考えている。
    尚、中国製ライバーレプリカには、この他に、防寒リバーシブルパーカー、迷彩規格帽、ヘルメットカバー、迷彩戦車ツナギがラインナップされている。この勢いで「ライバー迷彩Pzジャケット」を出してくれることを心待ちにしている今日この頃である(東欧じゃ既に作られているので、いつかはやってくれると信じている)。