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SS山岳部隊

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    2010.06.04 | Sportswear

    Reproduction LAH & WH Sport shirts

    SSルーンのSS用スポーツシャツに続き、LAH用と陸軍用のスポーツシャツも拵えてみた。

    LAHのは隊内配布用。
    陸軍とSSルーンのシャツは、ある程度数を作って、近々Web Shopにて販売開始の予定。いずれも予価¥2,500-。

    スポーツシャツは他にも、警察、RAD、空軍、海軍と様々なバリエーションがあるので、これらも逐次制作してみたい。

    2010.05.31 | Footwear, Sportswear, Underwear

    SS Sportswear

    その昔、SSの体力測定実施要領(測定メニューと合格ラインが記述されている)を入手した際に、これはいっぺん実際にやってみようという企画が立ち上がったことがある。

    で、皆で実物/レプリカのスポーツウェアやら用具やらを揃えてみようと試みたのだが、案の定、中々数が揃わず。結局やらず終いで今日に至っている。

    まあ、主要メンバーは今となっては結構いい歳になっちゃったし、今更体力検定もクソもないのだが、ランニング&短パンはこれからのシーズン、炎天下で戦車関連作業するには良さそうだし、ジャージは冬場の作業に向いているんじゃないかということで、やっぱり皆で揃えましょう、ということになり、その第1弾として、黒短パンのレプリカをちょっと前にリリースしてみた次第である。

    戦車やら他の企画と同時進行のため、中々思うように進まない面もあるのだが、本格的な夏を前に、とりあえずランニングと靴のレプリカ試作品が出来上がった。そこで、その昔購入した実物や海外製レプリカと共に、SSのスポーツウェアを紹介してみたい。

    SSスポーツシャツレプリカ

    昨年あたりから海外でレプリカが大量に出回るようになったので、今となっては労せず必要数を購入することができるのだが、運賃等を考えると、わざわざ海外から取り寄せるというのも馬鹿馬鹿しい類のアイテムなので、独自に制作してみた。

    ベースのランニングシャツは、その昔購入した実物のSSランニングシャツを片手に、似たような織り方の生地を用いた製品をチョイス。ワッペンは実物ジャージの胸についていたものから採寸&トレースして制作した。
    量産出来次第、WebShopにて販売予定。予価¥2,500-。

    尚、実物SSランニングシャツは、一度洗濯した際にタグがとれてしまい、ただの小汚いランニングシャツと化してしまったので、写真は省略。

    実物SSジャージ上下

    上着はプルオーバー式。
    SSジャージには、胸ポケットがあるのとないのと2種類あるが、これは左胸にポケットがついているタイプで、SSルーン章はそのポケットの上に縫い付けられている。

    実物SSジャージズボン

    腰と裾にゴムが入っていて、サイズ調整の紐の類はない。
    ただ、実物の中には腰が紐で縛るタイプのものも存在している模様。

    秋冬に向けて、このジャージのレプリカも制作する予定。

    米国製レプリカ

    何年か前にスティーブ・マクローガン氏から購入したレプリカ。
    じゃんけんで買ったら半額にするというので、当隊隊員が数名トライしたが、完敗。どうも彼はじゃんけんには自信があるらしい。
    既に品切れなのか、最近は売っているのを見かけない。

    見積もり次第では、自前で作らずに、スティーブ氏に制作依頼かけちゃった方が手っ取り早いかもしれない。

    米国製レプリカと比較

    左が実物で、右が米国製レプリカ。

    実物の方は、襟先が独軍シャツに良くみられる先細りに絞られるタイプで、レプリカの方は台形タイプ。また、レプリカの方は胸ポケ無しタイプである。

    生地の色目が、実物は青系の黒なのに対し、レプリカは赤系の黒という違いはあるが、総じて良くできていると思う。

    襟の形はやはり襟先が先細りになる方がそれっぽいので、当隊でレプリカを作る際はそのようにしたいと考えている。

    […]

    2010.03.01 | Underwear

    Reproduction WH/W-SS Under Shirt 1

    4号戦車完成を控え、当隊では今一度、軍装について見直そうという機運が高まっている。
    折角苦労して作った自前の戦車に乗るのだから、服装もその苦労に見合ったものにしたいという訳だ。
    そこで現在最も注目が集まっているのが、下着である。

    昔から下着にもこだわって着用していた隊員もいるが、大多数は「流石にそこまでは……」という感じだったし、隊としても「どうせ見えないしな」ということで、正式な装備には加えず、推奨装備とするに留まっていた。
    思えばスコティッシュの時は、全員キルトの下はフルチンを徹底してきた当隊であったが、何故かドイツ軍に限っては下着の規定が省みられることは余りなかったのである。

    下着は生産数が多いので、現在も割とふんだんに市場に出回っているし、独軍装としてはお求め易い価格ではある。が、いくら “Mint Condition” を謳っていても、イマイチ信用ならん所もあり、「これはもしかしたら誰か着用してたんじゃないか?」という疑念を抱きつつ使用するのも精神衛星上宜しくない。そこでレプリカ製作企画が急浮上、現在進行中である。

    上の写真は実物下着シャツとレプリカ。
    左が実物で、これから型紙を起こして試作したものが右のシャツである。
    縫製屋のおばちゃんが、前合わせの所の生地の裏表を間違えて本体と同じ生地の側を表にしてしまったが、その点は今後修正するとして、全体的にはまずまずの出来かと思う。生地も実物と比べると白いのだが、風合い自体はなるべく近いものを探してきた。今はこの手の生地は余り市場には出てこないとのことで、見た目のショボさに反して、生地は結構高かった。

    もうじき細かい修正を施した試作第2号が出来上がるので、そうしたらまた紹介したいと思う。
    シャツができたら、次は股引だ。

    実物と比較

    左が実物で、右が試作品。
    祖末な生成りっぽい生地を探してきたのだが、それでも実物と比べると白い。
    形自体は良く出来ていると思う。

    現在のシャツと比べると裾が長いが、これは下半分がパンツを兼ねているため。
    第二次大戦中はまだブリーフやトランクスは一般的ではなく、シャツの前側の裾を股間から後ろに回し、後ろの裾を前にもってきて、オムツのように股間を包むという昔ながらのスタイルが主流であった。その状態で股引をはいて、固定する訳である。

    首まわり

    実物はやたらと首が細く、相当細身の者でないとボタンが閉まりそうもなかったので、試作品ではゆとりをもたせてある。

    実物は襟周りと前合わせ、袖口がリネンのような素材でできており、試作品でもその点は踏襲しているのだが、上述の通り、前合わせの部分は縫製屋が間違えて裏表逆に部品を縫い付けてしまったため、本体と共生地になってしまった。

    また、実物は白のくるみボタンが用いられているが、ちょっと手に入らなかったので、試作品は適当なボタンをつけている。先日在庫している店を見つけて発注しているので、前合わせ共々、試作第2号ではきっちり修正される予定。

    東独の下着セット(Uネックの半袖又は長袖シャツと股引。WW2時とほぼ同じスタイル)で代用するよりも、こっちの方が断然雰囲気は出るだろう。

    2010.02.28 | Bags & Backpacks, Personal Items

    M31 Clothing bag and the contents

    昨日のM39背嚢に続き、本日はM31衣類鞄(クローシングバッグ)とその内容について。

    このバッグは背嚢とは異なり、ちょっとした物を入れて持ち運ぶのに便利なので、当隊活動においても割と頻繁に利用している。が、やはり戦闘で使う訳ではないので、正しくは何を詰めておくべきなのかといったことは余り省みられることはなかった。その時々で必要なアイテムを適当に詰め込んで現場まで持ち運ぶといった使い方が主である。
    折角持っている訳だから、今後はもうちょっと真面目に使ってみるべきなのかもしれない。

    上の写真は、M31衣類鞄とその中身である。
    1936年版の独陸軍歩兵操典によれば、中に詰めるべきアイテムは以下の通りである。

    ・夏服又は作業服1着
    ・下着1ペア
    ・靴下1ペア
    ・カラー1本
    ・テントポールバッグ(ポール1本、ペグ2本)

    これにその他必要な物を詰めるべしとされている。
    上の写真では、作業着としてリードグリーンのHBT作業服を使っているが、SSの場合は初期にはスタンドカラーの作業服が用いられる場合もあったかもしれない。

    また、冬季に毛布を兵士が携帯したり、馬や車で運ばない場合は、毛布も衣類鞄に収めるとされている他、騎馬の兵士は編上靴を一足、衣類鞄に収めることと記されている。

    気になるのは、テントポールバッグを衣類鞄に収めるように記されている点である。
    確かに背嚢にはテント用ロープしか収められていないし、雑嚢に入るサイズではないので、とりあえず前線迄入れて運ぶとすれば、衣類鞄なのだろう。

    M31衣類鞄後期型

    「工兵用バッグ」として売られていることもあるが、実態は衣類鞄である。
    これは所謂「後期型」と呼ばれるもので、後期の独軍野戦装備に多用される荒目のキャンバス地で作られている。

    M31衣類鞄初期型

    こちらは所謂「初期型」と呼ばれるものであるが、本当に初期/後期で作りが違うものなのかは不明。
    こちらは上の後期型と比べ、より目の細かいスムースな表面のキャンバス地でできており、本体の縁に補強のための革が当てられている。

    カラー2種

    マニュアルによれば、カラーを1本携行することになっている。

    上は陸軍と武装SSで一般的に用いられているもので、下は主に初期のSSで用いられていたもので、スタンドカラーの作業服と組合わせて着用されている写真を良く見かける。但し、戦争がはじまってからもフィールドグレーのウール野戦服の下にこのカラーを付けている例も見かける。

    収納状態

    マニュアルには背嚢と異なり、特に荷物の詰め方は記されていなかったので、順番は適当。
    衣類鞄にテントポールバッグを収めるというのは、少々意外に思われるのだが、ご覧のように、テントポールバッグの幅と衣類鞄の幅はぴったりで、テントポールバッグと衣類鞄、どちらのサイズが先に決まって、どちらが合わせたのかは分からないが、衣類鞄に収めるのに都合が良いようにはなっている。

    荷物を全て収納した状態

    マニュアルに記されていたものを全て詰めてもパンパンにはならず、まだまだ余裕がある。恐らくそのスペースに様々な日用品等が詰め込まれたのであろう。

    […]

    2010.02.28 | Bags & Backpacks, Personal Items

    M39 Tornister and the contents

    寒かった冬も終盤を迎え、もうじき春の行楽シーズンである。
    ウール服中心のドイツ軍装を楽しむには、勿論暑いよりは寒い方が良いのではあるが、物には限度というものがある。個人的には気温15〜20度程度が外で遊ぶには丁度良いのではないかと思う。

    さて、行楽と言えばピクニック。ピクニックと言えば行軍である。
    当隊では滅多に使う事のない馬毛背嚢の出番である(一応全員持ってる)。
    そこで当時の陸軍歩兵操典に記されている、馬毛背嚢の内容物とパッキング方法をおさらいしておこう。参照したのは1936年版。MG08の扱い方なんかがまだ載っており、内容としては少々古いかも知れない。

    上の写真がM39背嚢とその中身である。

    上段左から、M39背嚢、マンテル、装備ストラップ3本。
    中段左から、編上靴、靴手入れ用品一式、シャツ、タオル、洗面用具。
    下段左から、ハードタック(ビスケット)、缶詰肉、飯盒、靴下、迷彩ツェルト、テント用ロープ。
    これに置き忘れたが、銃のクリーニングキットとひげ剃りが加わる。

    マニュアルには、これらのアイテムのパッキング方法も記されており、以下、それに従って実際にパッキングしてみた。

    尚、SSのM34背嚢の場合は、飯盒を背嚢のフラップ上に取り付ける等、若干の相違があるが、大筋は同様である。

    まずは背嚢を開き、主室の底に靴下を敷く。背中への圧力を軽減させるクッションの役割を果たすので、可能な限り全面を覆うように敷くべし。

    次に飯盒を収めるのだが、その前にハードタック(固いパン。ビスケットやクラッカーの類。「SS Iron Ration」参照。)を飯盒の中に仕舞う。

    飯盒を飯盒カバーの中に収める。

    尚、M39背嚢には、この飯盒カバーがついているものと、ついていないものとがある。
    ついていない場合は、単独のカバーを飯盒にかぶせた上で、背嚢主室の底面中央に、蓋が背嚢主室の上端にくるよう(写真の位置)にして収める。

    靴の中に、ブラシや靴墨、布といった手入れ道具を分散して入れる。あとで靴を潰す必要があるので、なるべく均等に振り分けて仕舞うべし。

    […]

    2009.12.29 | Underwear

    Black cotton shirt

    パンツァージャケットの下に着るプルオーバーシャツの色というのは特に決まったものがあった訳ではないという話しもあるが、やはり戦車兵と言えば黒ということで、戦車服と併せてスティーブ氏に製作してもらったのが、この黒シャツ。

    発注担当者によると、単にサイズが体に合っていればいいということで、襟やポケットの形状は特に指定せずにオーダー入れたのだが、返信にて、

    「襟はやっぱ、先細りにテーパーかかるのがいいだろ」

    とか、

    「ポケットはプリーツ入りでフラップはこうもりだよな」

    等という気遣いを発揮してくれたそうな。
    こういう細かい所まで自発的に考えてくれるのも、長年マニア相手に商売してきたスティーブならではだろう。商売上手だ。

    届いた品物を見てみると、やはり襟はこの形状の方がドイツ軍っぽくって良い。

    まあ、実際には上からジャケットを着てしまうので、ポケットや襟先の形状は殆ど見えないのだけれども、着替える際に最初に袖を通すシャツは、日常と非日常とを切り替えるスイッチ的な役割があると思われるので、それが「いかにも」な形状であることは、士気を高める上でも重要かもしれない。