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SS山岳部隊

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    2010.04.25 | Stationery

    Reproduction "HEERESEIGENTUM" Pencil

    先の記事の”Eigentum der Waffen-SS”(武装SS所有物)鉛筆と共に、”HEERESEIGENTUM”(陸軍所有物)マーキング入り鉛筆も作成してみた。

    実物として市場で見かけるものには、

    1.無地、無塗装の丸軸鉛筆
    2.無地、無塗装の六角軸鉛筆
    3.メーカーロゴ入り、無塗装の丸軸鉛筆
    4.メーカーロゴ入り、無塗装の六角軸鉛筆
    5.メーカーロゴ入り、塗装有の六角軸鉛筆

    といった幾つかのバリエーションがある。
    今回作成したのは、1のタイプ。
    普通の鉛筆よりは、マップケースに差したり、筆箱に入れたりすると雰囲気出るのではないかと思う。

    “HEERESEIGENTUM” マーキング

    実物とされるものをみると、このマーキングの書体や書き方にも幾つかのバリエーションがあるようだ。今回作成したのは、全て大文字のバージョン。

    消しゴム

    レプリカの鉛筆に合わせて、当時風な消しゴムも用意してみた。

    中央の熊の絵のものは当時の実物。
    左はオーストリア/チェコのKoh-i-noor社のもので、右は独Pelikan社のもの。
    サイズ、材質とも当時とほぼ同じ。

    筆箱セット

    レプリカ筆箱に、”HEERESEIGENTUM”レプリカ鉛筆、現行ドイツ製赤鉛筆、ペン軸、角柱型15cm定規との組合わせ。これにKoh-i-noorかPelikanの消しゴムを加えると、当時っぽくて良い雰囲気。

    Web Shopにて販売中。

    2010.04.23 | Stationery

    Reproduction "Eigentum der Waffen-SS" Pencil

    最近になって、”Eigentum der Waffen-SS” とマーキングされた鉛筆があるということを知った。

    “Heeres Eigentum”(陸軍所有)とか、”Luftwaffen Eigentum”(空軍所有)、”Werhmacht Eigentum”(国防軍所有)と記された鉛筆があるのは知っていたが、これのSSバージョンがあったとは意外だ。

    まあ、陸軍、空軍、国防軍とあるのなら、SSのもあって当然という気もしないではないが、そもそもこんなマーキングは後からどうとでもなるし、鉛筆メーカーに頼めば、余裕で拵えることが出来る。従って、現在流通しているこの手の鉛筆が、本当に当時の実物なのかどうかは、品物を見ただけでは何とも言えないというのが実情だろう。

    とは言え、アイテムとしては面白いので、現在市場に出回っているものを参考に、当隊でもレプリカを拵えてみた。もしかしたら秘宝館アイテムとなる可能性も無きにしも非ずであるが、その時はその時だ。

    隊員向けレプリカSS官給文具セット

    レプリカの折り畳み式筆箱の製品化を記念して、隊員向けに、左のような筆記具とのセットの提供を開始した。

    勿論鉛筆は、出来たばかりの”Eigentum der Waffen-SS” マーキング入りのものである。これを4本と”SS Eigentum” 消しゴム(これもあるらしい)、独Ehmann社製の角柱型15cm定規という組み合わせ。

    マーキング拡大

    今回は、

    “Eigentum der Waffen-SS”

    というタイプを再現したが、

    “Eigentum d. Waffen-SS”

    と、”der” を略したタイプのものも見たことがある。

    隊員向けセット2

    こちらは、”Eigentum der Waffen-SS” 鉛筆3本と、ドイツ製赤鉛筆とのセット。上のものよりは、赤鉛筆入りの方が隊員には好評なようだ。

    […]

    2010.04.21 | Stationery

    Feldpost Letter paper & Package

    先日、部屋を片付けていた所、10年程前に作成した野戦郵便便箋のレプリカが一束出てきた。イベント等で粗方売り尽くしたかと思っていたのだが、どうも他の荷物に紛れて一束だけ出しそびれていたらしい。

    ここ何回か、WW2当時にドイツ軍兵士によって用いられたと思われる筆記具について記事を書いてきたが、そうした筆記具を使って何かを書き込む対象の内、最も身近なものとして、野戦郵便が挙げられるのではないかと思う。

    折角なので、野戦郵便便箋と同時に発掘した野戦郵便小包用の箱を取り上げてみたい。

    野戦郵便便箋レプリカ

    野戦郵便用の便箋には多くのバリエーションがあるが、これはカレンダー付きのもの。元々購入した実物が1944年のものだったので、それを再現してある。

    1944年版カレンダー

    左から、1月〜12月。
    曜日は「SMDMDFS」とそれぞれの曜日の頭文字で表現されている。
    そして月齢が円と三日月型の記号で表示されている。

    表の下は祝日の一覧。
    4月20日は総統誕生日等と記されている。

    2010年版

    折角なので、レプリカデータをひっぱりだしてきて、カレンダー部分を編集。2010年版を制作してみた。

    2010年版カレンダー

    月齢も今年のものを調べて直してある。
    但し、祝日は第三帝国時代のままで、日本の祝日には直していない。

    差出人名/宛名の記入方法

    隊員から質問があったので解説。
    左図のように、それぞれの位置にそれぞれの内容を記入する。

    差出人住所は、差出人が前線の兵士である場合は、所属部隊の野戦郵便番号を「Feldpost nr. […]

    2010.04.11 | Stationery

    WW2 era style pencil case

    これまで、WW2当時にドイツ軍兵士が用いていたタイプの筆記用具を実物、レプリカ、現在でもほぼ同じデザインで製造されている同型品を取り混ぜて紹介してきた。

    こうした筆記用具は単体で胸ポケットに差したり、マップケースのペンポケットに差して携帯された他、各種ペンケースに収めて携行された。
    ペンケースは一部筆記具と共に官給された他、売店でも販売されていたし、勿論私物として持ち込まれるものも多かった。従って、当時の写真に写り込んでいたり、独軍兵士が使用していたものとして市場に出回るペンケースの種類は様々である。

    そこで、実物、レプリカ、当時風デザインのものをとりまぜて、各種ペンケースについて紹介してみたい。

    折り畳み式ペンケース

    これは“WW2 Era German Stationaly 1”でも紹介した、クライダーカッセのカタログに出ていたタイプのものを再現したレプリカ。
    革製以外にも、同じスタイルで布製のものも存在している。

    薄型なので、マップケースにも他のコンテンツと共に収めることができる。

    ペンケース内部

    作りは非常に簡便で、以前紹介した髭剃りケースと基本的には同じ構造。
    当時のカタログの説明書きによれば、鉛筆2本、つけペン1本、消しゴム1個、定規1本を収納できると書かれているが、このレプリカを製作するにあたって参考にした実物は、同寸法でも、筆記具を4本収納できるようになっていた。

    内容は上から、

    Haack Sparbleistift社 “COP NO. 41” 2mm芯ホルダー(メカニカルペンシル)
    Eberhard Faber社 “LICHTOR 01150-No.2″ 鉛筆
    Johann FR. Kraemer社 “DESSIN 760 No.2″ 鉛筆
    Stabilo社 “Swano 4350″ ペン軸
    メーカー不詳、15cm角柱型木製定規
    メーカー不詳、”KORREKTOR” 消しゴム

    ペン軸以外は全て当時の実物。

    尚、定規は写真に見えるような角柱タイプのものを収めるようにできているが、通常の板状の定規を収めるバージョンも存在していたようだ。

    ファスナー式両開きペンケース

    独McNeill社製の革製ペンケース。
    “McNeill”というのは、スコットランドかアイルランド風な名前だが、れっきとしたドイツの革製品メーカーである。

    形状はスタンダードなというか、古風なファスナー式の両面開き。
    この種のペンケースは、今日ではヨーロッパの小学生が主に使用するそうだが、これは勿論大人用。
    当時もこのタイプのペンケースを用いていた兵士は多かったものと思われる。

    厚みがあるのでマップケースに入れるには向かず、雑嚢や衣類鞄等に入れて持ち運ぶことになる。

    […]

    2010.04.10 | Stationery

    Square pillar type 15cm wooden ruler

    “WW2 Era German Stationaly 1”の中で角柱型の15cm木製定規を紹介した。これは日本では全く馴染みのないスタイルの文具であるが、ドイツではいまだに文具メーカー各社にて製造/販売されており、僅かではあるが国内にも輸入されているようである。また、海外ではこうした現行製品を利用したレプリカが販売されていたりもする。

    そこで、現行品とレプリカも加え、改めて角柱型15cm木製定規を紹介してみたい。

    尚、マップケースや筆箱に入れて運ぶのに便利という点で15cmのものが多用されているのだが、製品としては30cm等、より長いものも存在している。

    角柱型15cm木製定規3種

    上から、WW2当時の実物、現行製品、現行製品を利用したレプリカ。

    WW2当時の実物

    戦時中の製品であるせいか、3種の中では最も粗雑な作りである。
    使用されている木材も、割り箸のような端材であり、目盛の刻み方も荒い印象(木材の縁と平行になってないし)。

    特にアムト刻印や軍所有を示すマーキングは見当たらず、市販品であると思われる。

    全長約17.6cmと、長さも中途半端。

    現行製品

    現在でもドイツの文具メーカー数社で製造販売されているようだが、これはE+M(Ehmann)社のもの。

    WW2当時の製品と比べると上質な木材が使われている。
    目盛はWW2当時のものが刻印であるのに対し、こちらはプリント。
    また、15cm全区間において、ミリメートル単位で目盛がふられており、全体的に高品質な印象となっている。

    製品自体の長さは3種の中では最も余白が少なく、16cmと短い。

    この写真のものは無塗装だが、バリエーションとして、黒や赤等に塗装されたものも存在している模様。

    メーカー刻印

    E+M(Ehmann)社は、1899年にニュルンベルクにて創業された老舗の木工メーカーで、文具も数多くてがけている。 国内にも筆記具を中心に、同社製品が輸入販売されている。

    […]

    2010.02.26 | Stationery

    SS Typewriter

    この種の活動を十数年も続けていると、制服や装備品、対戦車砲や戦車といった一般的なハードウェア以外にも、ゾルトブーフだとか、SS隊員章、勲記、支給装備/機材リストといったペーパーアイテムを充実させたい欲求も次第に高まってくるものである。
    そんな時にあると便利なのが、当時物のタイプライターである。

    上の写真はSSルーンキーが装備された、SS仕様のタイプライターである。
    作業の手っ取り早さから言うと、作成したいペーパーアイテム自体をIllustlator等を使ってデジタルデータとして作成し、Mac上でタイプライター系のフォントを用いて必要事項を書き入れてしまった方が良いに決まっている。が、やはりプリンターで出力したものとタイプライターで打刻したものとでは雰囲気が違う。当時のドキュメント風な朧げな感じを出すなら、位置合わせが面倒くさいとは言え、タイプライターを使うに限る。

    それに、深く重いキーストローク、いかにもメカニカルな感じの作動音も時代の雰囲気を感じさせてくれる。キーを押す度にヘッドが動く様子を眺めているのも中々に楽しいものがある。

    アイテムとしては、ミリタリー臭が余りしないせいか、欲しがる人も余りいないようで、SSルーンキー付きであっても、ちょっとスペックの良いネットブック程度の値段で売られている。ルーンキーなしや削られてしまっているものであれば、一般的なネットブック程度の価格である。
    ペーパーアイテム&文房具好きなら、一台は持っていて損のないアイテムではないだろうか。何より普通に英文や独文の文書作成に使えるのが良い。

    正面から

    G.F.Grosser社製のGroma Type IIという製品で、SSルーンキーが用意されている以外は一般的な仕様のタイプライターである。当時そこそこ量産されたらしく、SSルーンキーが無い同型品をアンティークショップや各種オークション等でたまに見かける。

    SSルーンキー

    数字キーの3に設けられており(今のパソコンで言えば “#” の位置)、SSルーンを打つには、写真左端に見える赤いシフトキーを押しながら、3のキーを打鍵する。

    SSルーンキーヘッド

    このタイプライターは戦後も引き続き使用されていたようで、残念ながらSSルーンのキーヘッドは削り取られてしまっている。これが削られていない完品も一台あるので、折りをみて紹介したい。

    コンディションとしては、SSキーが削られていることを除けば、頗る快調である。

    インクリボン

    インクリボンは現在でも僅かに生産されているし、当時物のデッドストックもたまに出てくるので、そういったものを購入すれば、当面は使い続けることができる。

    […]