ヒスサバ・ウエスト 10


さて、我々はどの辺にいるでしょう?

 最近、よそに遊びにいっていないなぁ...、昔は登山の後にヒストリカルイベントに参加していた山岳猟兵でしたがここ2年ほどは参加していません。というのも百名山登山を優先するため他に行く予算がありませんでした。
 偶には新しいところにでもいってみようと思っていた時、山岳猟兵と敵対しているフランス・レジスタンスとひさしぶりに再開したので、早速弱みに付け込んで無理やり連行したのが今回初参加となったヒスサバ・ウエスト10(HSW 10)でした。


レジスタンスは顔NGとのことで画像処理しています
検閲画像は日ハムマスコットのカビーちゃんです

 土曜日の朝6時に東京の某区から出発、渋滞と物資補給のために延滞が生じて現地に到着したのは16時、17時にはドイツ兵とレジスタンスという変な組み合わせが酒盛りをはじめていました。映画上映が終了した頃には疲れと悪酔いでダウン寸前、翌日に備えて就寝しました。

 

 翌日の朝、宿泊に使ったテントの上にレジスタンスの代名詞となったステン・サブマシンガンが乗っていました。これを見た大半の人は「新しい電動銃ですか?」と質問してきましたが、「LSでストライカー式の鼓弾です」という言葉を聴いて懐かしんだ人は長年やってきた人であることが伺えました。電動ガンは結構重いのでテントに乗せたらもっと撓む、のですが中華製電動ガンを見たことがある人は意外と少なかったようです。

 

 朝飯を食べるレジスタンス、フランスパンでなくイギリスパンを用意したドイツ兵に多少不満げでしたが、とりあえず食べていました。その隣をドイツ兵を乗せたシュビムワーゲンやバイクが通っていきます。「ナチが目障りだ!パリを早く開放しないと」と早くも病気が始まったようでした。

 

 ドイツ軍の兵器を物色するレジスタンス、早速鹵獲することを考えていたようですが監視の目が強いため諦めたようです。上空には稀に旅客機が飛んでいるようですが20ミリの射程まで降りてこなかったので問題ないようです。

 

 もうひとつの枢軸側の兵器、95式軽戦車に試乗するレジスタンス。その光景を見た山岳猟兵曰く、「95式がルノーFTに見える!」乗っている人によって見方が変わってくるのものか、と関心したシーンでした。

 

 開会式が行われ、今回の戦力比が提示されました。ドイツ軍中心のヨーロッパ枢軸軍は、アジア枢軸軍や連合国軍に比べてその戦力差は2倍もあるようなので、山岳猟兵はイギリス軍歩兵に再編成することにしました。ですが唯一のイギリス製兵器である電動ステンはレジスタンスに接収されているので(参加の条件でした)、アメリカ製ガーランド小銃の評価試験をしているイギリス兵という苦しい設定となっていました。

 

 まずはヨーロッパ枢軸軍と戦う連合国軍、早々にやられたイギリス兵に対し、パルチザンは善戦している様子、「フランスに自由を!」とか「オラの農場から出て行け!」などと叫びながら、仕舞いにはやられていました。
 ちなみにレジスタンスがしている袖章は自由フランスのシンボルとされたロレーヌ十字が描かれた自由フランスの旗をモチーフにしたもので、このネタがわかる人が若干名いたことに狂喜していたレジスタンスでした。

 

 アジア枢軸国に対しては「ゴム園から日本兵は帰れ!」と日本軍のインドシナ進出に憤りを感じているようですが、自由フランス軍がインドシナで活躍していたか?という点においては疑問が残るところです。

 

 山岳猟兵改めイギリス兵が戦場で見た2両目の稼動式戦車「ヘッツァー突撃砲」(最初はシュヴァルツのシャーマン戦車)、開会式での射撃デモでは戦車恐るるに足らず、と誰もが思っていました。
 ですが実戦となると戦車砲は恐ろしいほどの威力を発揮、風の噂では「最初から戦闘に参加できるのは初めてで砲の威力も過去最高」というのは本当でしょうか。

 

 戦車の威力は連合国兵士達にも遺憾なく発揮され、イギリス兵はすぐに戦死しました。ですがレジスタンスは最後まで戦線に留まり、撃破された戦車から乗員達を捕虜として連れてきました。レジスタンスはドイツ兵を捕虜とすることはまずない、と思ったのですが...。
 昼飯はドイツ軍のものをパクッてきたものです(実際は大会本部からの支給品)。昼飯を食べに戻ってきたレジスタンスは、それを美味しそうに食べていました。戦車兵達はどうなったのでしょうか...?イギリス兵としては捕虜は丁重に扱ってほしいのですがレジスタンスは正規兵とは言えないので....。

 

 午後の戦闘でもヘッツァーの猛威は止むことはなく、連合軍は苦戦を続けていました。そこでまたあのレジスタンスが戦車に立ち向かっていきました。

 

 ステン1丁だけでヘッツァーを撃破したレジスタンス、本当は別の兵士が撃破したのですが随伴歩兵と相打ちとなりレジスタンスが漁夫の利を得た、というのが現実です。中にいた戦車兵達の最後の頼みであった「Sマイン」は風によって別の方向に流されて万事休す、後は降伏して捕虜となるしか生きる道はありませんでした。

 

 ですがレジスタンス相手に捕虜という考え甘かったようです...。外に出てきた戦車兵達はすぐにもレジスタンスの電動ステンによって射殺されてしまいました。戦車を2度も撃破した(?)と思ったレジスタンスは小躍りして喜びましたが、どこからか撃たれた銃弾によって倒れてしまいました。ですが最後の遺言は「まだ満足してないぞ!」でした。

 

 何が満足していないのか...、最後の望みは「ヘッツァーに轢かれてみたい!」という望みはすぐにかなえることができました。彼はヒスサバを最大限に楽しんだはずだ、とイギリス兵は確信しました。

 ではイギリス兵はどうしたか、というと.....。

 「不発弾がある...、このような構造か。たしかうちにも対戦車砲はあるけど....」

 イギリス兵からドイツ対戦車猟兵に変わった者が考えに耽っていましたとさ...?。

ヒスサバ10に参加した皆様、お疲れ様でした!